各メディアのPS4体験記事をまとめてみました。

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各メディアのPS4体験記事(主に本体の仕様)をまとめてみました

 

 

まずは4gamerの記事。

また雪のステージでは,崩れる氷柱を次々に飛び移っていくのだが,敵の配置が絶妙に意地悪で,何度か水中に落とされてやり直しになることも。しかし,そのやり直しの待ち時間がほとんどなく,「え,これ本当にロードしてるの?」と疑問に思うくらいだ。いやホント,一息つく間もなく,「ロードの間にメールの着信がないかチェック」なんてこともできない。

 百聞は一見に如かずとはよく言ったもので,これまでのプレゼンテーションなどでさんざん聞かされてきたDualSenseの新機能や超高速SSDの性能だが,この「Astro's Playroom」をプレイすれば,すぐに体感できる。幸運にもPS5を入手できたという人は,ぜひ最初に本作を試して,そのすごさを実感してほしい。

 

4gamerその2。

PS5の冷却機構で,本体の温度はどの程度になるのだろう。ローンチタイトルの1つである「Godfall」をプレイし始めて,しばらくしてからチェックしてみたが,排気口から出てくる風はゆるやかで,極端に熱く感じるものではなかった。このとき,スタジオの温度は約30度。搭載するSoCのスペックからすると,55~60度あたりで動作していると考えられる。となると「騒音がすごいのでは?」と思われるかもしれないが,逆だ。上述したようにゆるやかな排気で済んでおり,ファンの回転音らしきものはほとんど聞こえなかったのだ。

ちなみに,撮影したスタジオは地下にあり,天井には動画収録用の照明が4つもあったので,30℃と高い室温になっていた。しかし,一般的な家庭であれば,室温は20~25度前後が多いだろう。つまりスタジオ環境での様子から家庭での使用を想像すると,PS5は爆音とは無縁である可能性が高い。

 

最近のゲーム環境を意識した部分はボタンだ。DUALSHOCK 4に比べて,ボタン押下時に音がしにくくなっている。ボタン裏に厚めのゴム板があるような感触だ。これは,実況やボイスチャットをしながらプレイするのに配慮したものと思われる。ちなみに,前掲の写真でも触れたが,底面にはノイズキャンセリング用のサブマイクらしきものが配置されていた。

 

 

こちらは電撃オンライン

 パッと見は「PS4からそんなに変わらないでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、実際にゲームをプレイしてみてPS4とPS5とで“受ける恩恵”は結構大きな差になると感じました。“ハプティックフィードバック”や“アダプティブトリガー”という“触覚”で得られる感覚もありますが、一番は“読み込み速度”ですね。プレイ中の“むやみな待ち時間”がなくなるわけです。地味に、そして確実に、その恩恵は大きく感じられました。

 

GAME OVERになったときやマップを切り替えるときに数秒でリスタートできたりマップが切り替わってくれるのと、リスタートやステージの切り替え時に約1分もの読み込み時間がかかったりするのとでは、プレイするときに考えることも変わってくると思います。

 マップを切り替える時間がわずらわしいから、今は前のマップに戻るのはやめておこうとか思ったことはありませんか?

 オープンワールドゲームでファストトラベルが2、3秒でできたら、積極的にマップを隅々まで探索したくなるのでは?

 ファストトラベルすると毎回30秒以上読み込みに時間がかかるから、北西のエリアはクエストをまとまって受けて行こうとか考えたりしたことはありませんか?

 そういう“余計なこと”を考えなくてよくなることって、ゲームをプレイするうえでもすごく大きなことだと思います。

 

今回じつは“読み込み”以上に衝撃的だったのが“ファンの静かさ”。このへん気になっていた人も多かったはず。めっちゃ静かでした!!

 約1時間45分ほどの体験で、実際にPS5を起動させていた時間は1時間20分ぐらいだったかと思います。現場はスタジオだったので周囲に物は少なかったものの、照明もあって結構暑さを感じる室温。『ASTRO’s PLAYROOM(アストロプレイルーム)』と『Godfall(ゴッドフォール)』をプレイしていてファン(排熱)の音が気になることはありませんでした。むしろゲームプレイをそろそろ終わろうかというタイミングで「あれ? ファン回ってました?」って慌てて確認したくらいです。

 

最後に本体に触れてみたところ“熱”もあまり感じられず……排熱構造に関しては心配する必要はなさそうですね。

 その代わりといってはなんですが、本体サイズはやっぱり大きいと感じました。厚みも結構あるので、設置場所については排熱も考慮して、余裕を持った場所を確保しておきたいところ。

 

 

そしてファミ通

 前述のとおり、体験会では『ASTRO's PLAYROOM』と『Godfall』を触ることができたのだが、事前に知っていても驚いたのが、ゲームのスタート時に次世代ハード水準の精細なビジュアルセットが瞬時に表示されるという事実だ。同じく、ゲームオーバーから再スタートまでの速さにも思わず目を疑うものがあった。

 実際のロードスピードは以下の動画で確認してほしいが、『Godfall』ではゲームオーバーの瞬間からロードボタンの表示までが早すぎて、思わずボタンを押すのが遅れてしまう場面も。これは無意識に現行ハードの感覚でロード時間を待ってしまったことから生じたのだが、それほどまでにPS5のデータ読み込みは早く、いよいよロードのストレスはほぼ無くなったと言えるだろう。

 

なお、今回の取材でわかったことだが、いわゆる決定ボタンは〇ではなく、×がデフォルト設定になっていた。SIE広報によると、これは日本を含むアジア地域を含めてグローバルで統一されるもので、×決定のゲームと〇決定のシステムメニューで操作が異なってしまう問題を解消し、誤入力などの発生を防ぐ意図があるという。

 たしかに日本人にとって〇決定は操作イメージが湧きやすかった部分もあるのだが、ゲーム内では○ボタン決定で、ゲーム内からシステムメニューに移ると×ボタン決定になるといったゲームも増えてきたことから、慣れれば将来的には快適になるだろう。ワールドワイドに作品を展開するゲームディベロッパーの負担軽減なども併せて考えると、今回の変更はメリットが大きいといえるのではないだろうか。

 

 

最後にAV Watch

PlayStationをはじめとして、日本のゲーム機では伝統的に、右側の4つのボタンの「右」が決定の役割を果たしてきた。任天堂なら「A」、Playstationなら「◯」がそれにあたる。

しかし欧米では、4つのボタンの「下」を決定に使う場合が多い。Xboxでは「A」、欧米のPlayStationでは「×」だ。PCは欧米に倣い、この設定が主流である。欧米のPlayStationで「×」が決定なのは、「バツ」ではなく「チェックマーク」と認識する文化的背景があるため。

そんな事情もあり、過去PlayStationでは、日本のゲームでは「◯」決定、欧米のゲームでは「×」決定と別れることが多かった。システムの設定で切り替えることもできるのだが、ゲームの全てが従っているわけではないし、PCやXboxでもゲームをプレイするとごっちゃになってわかりづらかった。

今回SIEは、日本のゲームも含め全ての設定で「×」が決定に変わる。これは欧米に合わせた、と見ることもできるが、「複数の国のゲームがプレイされる環境になり、システムとゲームの間で使うボタンが変わったりすることを避けるため……という意味合いが強い」(SIE広報)そうだ。

 

……と、この時あることに気づく。

ボタンを押した時、トリガーを押したときの「音」が小さいのだ。

DUALSHOCK 4、特にトリガーは、戻る時に結構な音を立てる。マンガなどでゲーム中に「カチャカチャ」という擬音が入るが、まさにアレだ。配信などでは、マイクでこの音を拾ってしまうこともある。実は筆者も、ゲーム中ではないが、オンラインプレゼンで画面操作にDUALSHOCK 4を使っている最中に、操作音が先方に伝わって申し訳ない思いをしたことがある。

コントローラーがまだ新しいせいもあるかもしれないが、DualSenseはボタン・トリガーの操作音が非常に小さくなっている。前述のように、DualSenseにはボイスチャット用のマイクが内蔵されたので、そこでボタンの音が邪魔にならないように……という配慮かもしれない。

 

本体の動作音も非常に静かだ。

ゲームプレイ中は集中するので忘れてしまうが、本体の近くに行っても「轟音」はしなかった。PS4は負荷が高まるとすぐにファンの音が目立つようになるが、PS5はそれより目立ちにくい印象だ。もちろん、厳密な環境でちゃんと「ファンの音だけ」に注目してテストしたわけではない。とはいえ、今回の取材に撮影のための同行した本誌編集長も、「ボディに背面に耳を近づけても、『ああ、ファンがまわってるな』くらいの音しかしない」と感想を述べていたので、主観的には“だいぶ静かになった”という感想は間違いではなかろう。

 

今までのゲームでは、やり直し時のロードが面倒、という場面は結構あるが、Godfallと同じようにサクサクやり直せるならありがたい。この速度感が「PS5ならでは」ということになれば面白い。

実のところ、「やり直しでもロードなし」は、ASTRO's PLAYROOMでも同様だった。3Dでリッチなグラフィックのゲームだが、2Dのシンプルなスクロールアクションと同じようにサクサクと「やり直し」が可能である。

PS5はSSDを採用し、さらにゲームに最適化したインターフェースへと接続している。そのため、SIEは「PS4に比べ読み込み速度が100倍速い」としているが、その一端は「やり直し」からも十分体感できる。

 

 

以上です。

 

もはや散々言われてきたコントローラーの機能、ロードに関しては全く気にしなくても良いくらいのものに仕上がっているようですね。

さらに懸念されていた、本体の爆音と熱も問題なさそう。

ホッと一安心です。

 

唯一気になるのは、やはり決定が×、キャンセルが〇で統一される事でしょうか。

ただ、自分も海外ゲームを多くやってますが、どうしても決定キャンセルが逆になっているゲームも多くてとまどう事もあったので、これは正解だと思います。一応本体側でボタンのセッティングができればこの不満点も解消できるのかな。(PS4では出来ます)